社員インタビュー(生産技術)

https://cdn.blog.st-hatena.com/files/820878482941831289/820878482954232952

自部署だけではなく、社内の多くのスペシャリストと連携し
より良い製品を生み出すプロセスを構築する

生産技術 担当
※2017年キャリア入社

入社1カ月で提案した改善プランが採用されプロジェクト化される

私は自動車タイヤ用の合成ゴム製造プロセスの改良や新規設備の導入などを担当しています。業務は化学プロセスを定量的に解析するデスクワークが中心ですが、自分の気づきや現場の方々からの情報をもとに新たなプロジェクトの立ち上げを行うこともあります。例えば、合成ゴム製造部では、従来のゴムと異なり新製品の生産が安定しないという課題がありました。そこで私は、学生時代に学んだ化学工学の知識と、前職でのプロセス開発の経験を活かし、入社間もない頃に設備の運転条件を解析しました。解析結果をもとに、運転条件の見直しを提案したところ、改善プロジェクトとして採用されました。そのとき、まだ入社間もない私の提案をしっかり聞いてくれた旭化成のフラットな風土に大変驚きました。

旭化成では「夢のある仕事」ができると確信した

転職活動時、学生時代の専攻である化学工学の知識・経験を活かしたいと考え、複数の化学メーカーを検討しました。その中で旭化成を選んだ大きな理由は、マテリアル領域に加えて住宅やヘルスケアといった幅広い事業領域を持っていたことです。また、世界中の多くの人々の生活に欠かせない「タイヤ」に関わることができると知り、それが省燃費性能の追求など、社会や環境に直接貢献できる仕事であったことから、「旭化成ならば夢のある仕事ができそうだ」と思い入社を決めました。
転職前後の違いとしては、前職は基礎研究の仕事が中心だったので業務の大半は個人で進めていましたが、現職では多くの人たちと連携してプロセス開発の仕事を進めることです。たとえば機械を運転して製品を生産する製造現場の方々や、研究開発職や設備保全担当、プラントエンジニアとも日常的に情報共有をしています。他にも、設備投資の検討時には工事を担当するさまざまな協力会社の方との連携も重要となります。振り返ると、研究室で黙々と仕事をしていた前職と比べると、現職では社会人としての視野や知見が大きく広がっていると感じます。

旭化成は、必死で良いものをつくろうと努力する情熱的で泥臭い集団

入社前、旭化成は化学メーカーのトップランナーで頭の良い人たちが集まっている「スマート」な会社だと思っていました。しかし、入社後は少し印象が変わりました。もちろん、素晴らしい製品をたくさん生み出していますし、優秀な技術者も大勢いますが、良い意味で泥臭くて情熱的な社員が多い気がしています。たとえば仕事のことで誰かと二人で話をしていても、いつの間にか周りにたくさんの人が集まり議論が始まるということも珍しくありません。社員の誰もが自分の扱う製品に愛着を持ち、汗水垂らして必死で良いものをつくろうと努力しています。このように、スマートではないのかもしれませんが、それ以上に皆が一丸となってより良い製品、より良いプロセスをつくり上げようとする旭化成のカルチャーは素晴らしいと感じています。私は入社2年目でまだまだ学ぶことが多い段階ですが、早期に合成ゴムの全プロセスに携わり、他の事業所や海外のプラントでも活躍を期待されるような人財に成長したいと考えています。

募集職種一覧をみる
募集中の求人への
ご応募はこちら